高血圧外来
「高血圧はみんななっているから大丈夫!」と放置していませんか?
高血圧は動脈硬化を進行させ、脳梗塞や心筋梗塞になり辛い思いをするリスクを上昇させます。
くれぐれも放置は厳禁です。甘く見てはいけません。
お家で測定した血圧や、健康診断で高血圧と指摘されている方は、きっちり自分の血圧と向き合いましょう。初診からの診療も受け付けています。
ウェルネスサポートクリニックでは、予防医学のエビデンスに基づいた、個人個人に合った生活へのアドバイスを継続していく事で、高血圧の改善を目指しています。
- 主な対象の方
病院やご家庭で測定した血圧の数値が高くご心配な方、
具体的には病院や家での上の血圧が140mmHg以上、または下の血圧が90mmHg以上の方は一度ご相談ください。
通院がおっくうな方、仕事や夜勤、育児でなかなか病院に行けない方にも適しています。
改善対策が心配な方は、アドバイスだけでもいたしますのでお気軽にご相談くださいね。
- 治療の流れ
①まずは問診で食事・運動などの「生活習慣」で改善できる点がないか探し、
予防医学のデータに基づいた、血圧を下げるアプローチを提案いたします。
すでに血圧がかなり高い方、処方薬をご希望の場合は、状況に応じてすぐ薬を使用する場合もあ ります。
②生活習慣がなかなか変えられなかったり、
体質・遺伝の要素もあり血圧が下がらない場合は、
「降圧薬」と呼ばれるお薬を併用し血圧を下げていきましょう。
個人差はあるものの、できるだけ副作用の起こる可能性が少ない、
他のお薬との飲み合わせで問題がおきにくいお薬から使用していきます。
薬+生活習慣の改善で血圧を下げ、大病のリスクを減らしていきましょう。
※ご自宅での受診の場合は必ず1台、血圧計をご用意ください。
(「家庭血圧」と呼ばれるおウチでの血圧を正しく測る習慣を身に着ける事もとっても重要なので、
是非一家に一台、血圧計は持っておきましょう!)
頭痛外来
現在、日本では「頭痛持ち」の方は約4000万人と推定されています。
ウェルネスサポートクリニックでは、慢性的なつらい頭痛に対する治療を行っています。
頭痛持ちの方にとっては、特に通院するのさえもしんどい事もあります。
オンライン診療を上手に利用する事で、病院受診が難しい場合でもスムーズに診療を受けてください。
- 主な対象の方
・慢性的な頭痛に悩まされている方
・既に片頭痛の薬を定期内服しているが、様々な事情で通院が難しい方
・通院するのが面倒な方
- 治療の流れ
最初は、「アセトアミノフェン」「NSAIDs」と呼ばれる通常の痛み止めの薬を使用させていただく事が多いです。
併せて、普段の生活習慣の中で頭痛の原因となりそうなものがないか、問診で確認していきます。(薬の飲み過ぎが逆に原因となる「薬物乱用性頭痛」が疑われる場合は、内服を一旦中断してもらう事もあります)
市販の鎮痛薬・通常の鎮痛薬で効果のない場合は「トリプタン製剤」が使用される場合があります。
トリプタンは状況に合わせて、①錠剤 ②点鼻液の使い分けをいたします。
また吐き気が強い場合は吐き気止めを併用する場合もあります。
※健康診断の結果も確認させてもらえると安心です。受診の際はお手元に直近の検査結果をご用意ください。
- オンライン受診に適していない症状
下記の状態の場合、対面での状態の確認が必要となりますので、近隣の医療機関の受診を推奨いたします。
・発熱を伴っている
・体の麻痺、感覚の感じ辛さ、歩き辛さなどを感じている
・今まで頭痛が起こった事がない方の、急に起こった頭痛(特に高齢者の初めての頭痛は要注意です。)
・今までにないくらい強烈な頭痛
※トリプタン製剤は、心臓病や脳卒中の既往のある方や、高血圧を治療していない方、重度の肝機能障害の方等には処方ができませんのでご了承ください。
おなか外来(便秘・下痢)
普段から慢性的な便秘や下痢でお悩みの方は多いです。
特に「過敏性腸症候群(IBS)」に関しては一度は聞いた事のある方が多いでしょう。
基本的にはIBSは「除外診断」といって、大腸のカメラ等の検査を行い異常がない事などを確認した上で診断されるのが一般的ですが、年齢や症状によってはどこまで検査をしておくか悩ましい場合も。ウェルネスサポートクリニックのおなか外来では、腸に関するご相談を承っております。
問診や経過を見ながら、検査などが必要なタイミングはお伝えさせていただきます。
- 主な対象の方
・「過敏性腸症候群」の診断を受けている方
・慢性的な腹痛・便秘・下痢でお悩みの方
- 治療の流れ
①まずは問診で現在のおなかのお悩みについて詳細を確認します。
②生活について気を付けた方が良い内容についてお伝えした上で、必要に応じて便秘・下痢などの症状に合ったお薬を処方させていただきます。
- オンライン受診に適していない症状
・急激に発症した腹痛・下痢
・赤、または黒い色の便が継続して出ている場合
・50歳以上で初めて起きた便秘や下痢
・元々クローン病・潰瘍性大腸炎などの腸の病気を持っている方・または血の繋がった家族が腸の病気持ちの方
こういった場合は、近隣の消化器内科の受診を推奨します。
また、問診の結果、状況によっては消化器内科の対面受診を推奨させていただく事もございます。
げっぷ・胸やけ
「げっぷ・胸やけがなかなかおさまらない...」こういった訴えは外来でよく耳にします。
代表的な病気はいわゆる「逆流性食道炎」。お酒やおたばこがお好きな方に多いですし、そうでなくてもなる場合もあります。
ウェルネスサポートクリニックでは、げっぷ・胸やけに関するご相談も承っております。
お薬は家から一番近い薬局でも、全国対応可能です。(健康保険が使用できます。)
- 主な対象の方
・GERD(胃食道逆流症、いわゆる逆流性食道炎)の診断を受けている方
・普段から慢性的なげっぷや胸やけにお悩みの方
- 治療の流れ
まず、問診で現在の症状・お困りごとを伺います。
基本である生活習慣の改善アドバイスをもとに、必要に応じて症状を楽にするお薬を処方いたします。
逆流性食道炎に対しては、「PPI(プロトンポンプ阻害薬)」と呼ばれる、胃で胃酸の分泌の仕事を担っている「プロトンポンプ」という場所の活動を抑え、胃酸の分泌を抑制する効果のあるお薬をお出しする事が多いです。
- オンライン受診に適していない症状
・急激な胸やみぞおちの痛みを伴う場合
・食道や胃の大きな病気をお持ちの場合(食道アカラシア、胃がん、食道がんなど)
・つばの飲み込み辛さ、つばを飲み込んだ時の痛みがある場合
こういった場合は、近隣の内科/消化器内科の受診を推奨します。
また、問診の結果、状況によっては消化器内科の対面受診を推奨させていただく事もございます。
アレルギー性鼻炎・花粉症
鼻炎や花粉症の辛い症状、改善したいですよね。花粉症の経済損失は1日2215億円なんてとんでもないデータもあります。花粉症は症状が出る前から治療を開始する事が重要です。
是非、つらいシーズンの到来前、到来中に花粉症治療を受けてください。
- 主な対象の方
・鼻炎の症状に慢性的に苦しめられている方
・春を中心に、毎年花粉症の症状(くしゃみ、鼻水、咳など)に苦しめられている方
・薬の副作用(眠気など)に悩まされている方
・定期的な通院が面倒な方
- 治療の流れ
症状に応じて、「抗ヒスタミン薬」を中心とした飲み薬や、鼻に噴霧するお薬を使用します。
眼の症状が強い場合は点眼薬を併用する場合もあります。
不眠症
不眠でお悩みの方は多いですが、仕事が忙しく、なかなか通院できない事も。
睡眠時間の短縮はうつ病などのリスクにもなりますし、体調管理の面でも当然改善したい所。
ウェルネスサポートクリニックでは不眠症に対しての診療も行っております。
お仕事で忙しい方や、通院が面倒な方のより快適な睡眠を慎重にサポートしていきます。
- 治療の流れ
①現状の不眠の状態(寝つきが悪い・朝起きられない...etc)についてまずは問診。
最初に、根本的に治療しなければいけない病気が隠れていそうかどうか確認します。
②不眠解消の基本は生活習慣の改善です。
最初は生活習慣に関するアドバイスを行い、必要な場合は不眠を解決するお薬を処方します。
できるだけ依存性の低い、安全に使用できるお薬から導入していきます。(オレキシン受容体拮抗薬、メラトニン受容体作動薬など)
③その後は生活習慣の改善を確認しながら、できる限りお薬の量を減らしていくサポートをしていきます。
- オンライン受診に適していない症状
・気分の落ち込みや、気力の低下等を伴っている場合
・精神科関連の診断を受けている場合
こういった場合は対面での受診を推奨いたします。
また、問診の結果、状況によっては近隣クリニックの受診を推奨させていただく事もございます。
にきび・アトピー・口内炎など
・にきび(尋常性ざ瘡)
・アトピー性皮膚炎
・口内炎
・乾燥肌、湿疹(皮脂欠乏性湿疹)
といった日常生活でのお肌回りのお悩みもウェルネスサポートクリニックでご相談可能です。また、もし元となる原因や、合併症が疑われる場合は対面受診にお繋ぎいたします。
内科のご相談と合わせてでも構いませんので、気になる症状があればまずはお聞かせください。
- にきび(尋常性ざ瘡)について
診察、問診の中で、
・皮疹に対して薬剤の影響、または内分泌(ホルモン)疾患が考慮される場合
・感染の合併が疑わしい場合
は対面受診を推奨する場合がございますのでご留意ください。
- アトピー性皮膚炎に関して
喘息、または眼の症状を合併している場合は対面での受診をお勧めします。
また
・症状が強い場合、範囲が広い場合
・合併症(伝染性軟属腫・伝染性膿痂疹 ・カポジ水痘様発疹症等)が疑われる場合
は対面受診を推奨する場合がございますのでご留意ください。
- アトピー性皮膚炎に関して
・明らかにかみ合わせの悪さを感じている
・齲歯(虫歯)が多い
等で口内炎が定期的に起こる場合は対面受診(口腔外科など)を推奨します。また、
・治りが悪い場合(難治性)
・炎症部位が大きく、不整形な場合
は対面受診を推奨する場合がございますのでご留意ください。
(口内炎をきっかけにBechet病、炎症性腸疾患、SLE等と呼ばれる内科的疾患が見つかる事もあります。)